高い強度・高品質・低価格の『トーカンECOカトラリー』シリーズを3月初旬より販売開始
東洋製罐グループは、様々な課題に向き合うことでイノベーションを興し、より豊かな社会の実現を目指すプロジェクト「OPEN UP! PROJECT」の一環として、紙素材25%の使い捨てカトラリーで、CO2排出量と樹脂使用量を約20%削減(※1)する『トーカンECOカトラリー』シリーズを開発いたしました。本シリーズは、「紙の粉砕パウダー」を51%配合したペレット「MAPKA®」(※2)を配合して作られるカトラリーシリーズです。COP26(第26回気候変動枠組条約締約国会議)のJAPAN PAVILIONにおいて、世界に向けて発表された製品であり、この度、商業用として実用化されたものが本シリーズです。プラスチック素材にMAPKA®を配合することで、紙素材が25%でも高い強度を持ち、生活者の使いやすさに寄与します。
※1:同形状のポリスチレン100%素材製品と比較
※2:プラスチック原料に微細な紙パウダーを混成させた新素材。世界でも類を見ない、MADE IN JAPANの新素材として“ポストプラスチック原料”と注目されています。
レンゲや160mm先割れスプーン、100mmスプーン、140mmスプーンフォーク等、様々なカトラリーを開発しラインナップを順次拡大していく予定です。
今後も、プラスチック資源の合理化に取り組むすべての事業者・消費者に向けて、”環境に配慮した製品を使う”という選択肢を提供し、脱炭素社会の実現に向けて、グループ全体で取り組みを進めてまいります。