優勝カップ奪還×飲料カップ循環を目指す「Re-CUPプロジェクト」
東洋製罐グループは、トヨタアルバルク東京株式会社(以下、アルバルク東京)と、SDGsパートナー契約を締結いたしました。アルバルク東京と一緒に、オンコートでは3度目のB.LEAGUE優勝を目指しながら、オフコートでは包装容器の資源循環にもチャレンジする「Re-CUPプロジェクト」を始動し、様々な取り組みや実証実験を重ねていきます。
アルミカップとRe-CUP WASHERを導入し、アリーナでの資源循環を!
アルバルク東京では2022-23シーズンからリサイクル可能な飲料用アルミカップ、および紙コップを資源として循環させるための「Re-CUP WASHER」を導入し、持続可能なアリーナ運営を目指して様々な検証を進めていきます。
アルミカップは、国内で96.6%のリサイクル率を誇るアルミ缶と同じ素材で出来ているため、回収すればまたアルミ素材へと生まれ変わることができます。更に、アルミ再生地金は新地金に比べ、生産時のCO2排出量を97%も削減※1することができます。
「Re-CUP WASHER」は紙コップを“可燃ごみ”から“循環資源”へと変えるための仕組みです。通常、飲み残しや汚れなどの残渣があることで、アリーナでの飲料用紙コップは産業廃棄物(可燃ごみ)となりますが、利用者の方がご自身で“洗う”というワンアクションを行うことで、再生紙原料に生まれ変わることができます。
※1 アルミ1kg生産するのに排出されるCO2量(単位:kg- CO2)
(出典:(社)日本アルミニウム協会「アルミニウム新地金および展伸材用再生地金のLCIデータの概要」)
代表からのコメント
アルバルク東京 代表取締役社長 林邦彦様よりコメント
弊社は昨シーズンより、社会的責任活動「ALVARK Will」プロジェクトを立ち上げ、SDGsの達成、とりわけ環境問題の取り組みを強く推進しております。今シーズン、東洋製罐グループホールディングス株式会社様のご支援を受け、アルバルク東京ホームゲーム会場における産業廃棄物の削減、リサイクル推進へ大きな一歩を踏み出すことができました。資源循環社会の実現に向け、会場内のごみの削減に留まらず、スポーツを通じた広い発信力を活かして、社会のご理解・ご協力の促進を進めてまいります。
東洋製罐グループホールディングス 代表取締役社長 大塚一男よりコメント
資源循環社会の実現は、包装容器メーカーとしての課題であり、使命でもあります。一方で、そのためには社会や消費者の皆様のご理解とご協力が必要不可欠となります。この度、スポーツの枠を超え、ファンや地域と社会貢献活動を推進しているアルバルク東京様とご一緒できることを非常に心強く思っています。アリーナに足を運んでくれた方々が、楽しく環境貢献できる仕組みを一緒に作っていきたいと思います。