Ideas

IDEA・09

ガラスびんが生み出す新たな価値
ルーピース

地球環境-アップサイクル

Outline

概要

ルーピースはリサイクルのために回収したガラスびんの一部を専用の機械で研磨しつづけ、細かく丸みのあるものにした色とりどりのガラスです。
地球にある資源を循環させ、地球も人も輝くことを目指して生み出されたものであり、イルミネーション、アクセサリー、アートなどさまざまなものに活用することができます。

Challenge

地球環境-アップサイクル

地球環境への関心が高まるなか、「ガラス素材」への注目が高まっています。洗浄して再利用したり、溶かして再製品化することができ、サステイナブルな素材としての期待が寄せられています。
多くのガラスびんは、またガラスびんとして生まれ変わります。しかし、透明や茶色以外のカレットは細かく色選別することが難しく、様々な色が含まれたカレットをたくさん使用するとガラスびんの色調が変動してしまう等の理由から余剰傾向にあります。
ルーピースは、そんな再利用が難しい色のついたガラスに対して、美しい魅力をそのまま活かし、さらに新たな価値ある製品へとアップサイクルさせたものとなっています。

Solution

ガラスびんが生み出す新たな価値 ルーピース

様々な用途に利用可能

ルーピースは専用の機械で研磨されつづけ細かく丸みのあるものになっています。そのため安全性が高く、研磨の過程でさまざまな大きさの形が生み出されるので、それぞれが違う顔を持っており、様々な用途に利用することができます。

ヨコハマミライト×ルーピース

ヨコハマミライトとのコラボレーションにより、ルーピースを張り合わせた光り輝くイルミネーションオブジェ『ルーピースアート』をみなとみらいにて展示。光を反射する通す、煌めくといったガラスの良さと、細かく張り合わせることで絵を描くことができる特性をイルミネーションに活用したものとなっています。

生まれ変わることで新たな価値を生む

透き通る透明さや、色の柔らかさなど、ガラス素材には多くの魅力が備わっています。ガラスびんに入っているだけで、少し高級に感じたり、特別感があったりします。リサイクルの工程で、色のついたガラスびんは建材や路面材などの用途として活用されていますが、彩り豊かなガラスびんの魅力をそのままに新たな価値の創出を目指していました。素材の魅力を活かしたルーピースに生まれ変わることで、アクセサリーやアート、イルミネーションに新しい価値を付けてくれます。

Information

お問い合わせ先

東洋ガラス株式会社 西部営業部  第一部二課
tel:06-6456-3510
または下記HP内の問い合わせフォームよりご連絡ください。
 http://www.toyo-glass.co.jp