Ideas

IDEA・10

着脱可能な遠隔型スプレー缶噴射装置
SABOT for Drone

少子高齢化-労働人口の減少

Outline

概要

「SABOT for Drone」は、ドローンに殺虫剤や塗料・農薬等が入ったスプレー缶を着脱することができ、遠隔操作で内容物を噴射することができるスプレー缶噴射装置です。従来のドローンとは異なり、ホバリングした状態から上下左右に散布や噴射が可能で、さらにスプレー缶を取り換えるだけで噴射する内容物を簡単に変更することができます。

Challenge

少子高齢化-労働人口の減少

近年、危険で人が立ち入ることが困難な場所での点検や人手不足な農業分野への利用等、空撮だけではない新たなドローンの活用が多分野において注目を集めており、様々な企業や団体が実証実験・導入等を進めています。
しかしそういった場所や分野では安全かつ効率的に“作業できる“ことまでが必要とされており、それに対して実装が大きく進んでいない現状があります。

Solution

ドローンに着脱可能な遠隔型スプレー缶噴射装置

多種多様なスプレー缶で作業力を与える

従来のカメラによる見るだけの点検や、地上に向けた広範囲の農薬散布のみにとどまらず、殺虫剤による蜂の巣駆除や、塗料を使って対象物の特定箇所に印を付けるといった、多種多様な活用方法をスプレー缶を装着、または変えるだけで展開。※現在、SABOTに関する国内特許は登録済み、国際特許は出願中。

上下左右に安定的かつ精度良く散布・噴射が可能

本製品は、ノズル部分が上下左右に可動するため、操縦者の思い通りの方向に缶の内容物を噴射できるよう設計されています。ノズル周辺にはカメラや対象物との距離センサを備えており、噴射精度や安全性を高めます。

缶の充填・製造メーカーだからこそ可能な安全・安心の提供

装着する缶には、主に殺虫剤や、塗料、室内消臭剤、頭髪用品等で使用されるエアゾール(スプレー)缶を採用。創業100年で培ってきた東洋製罐グループの技術力とノウハウにより、容器を含めた装置全体の安全性や、安定噴射が可能な処方やノズル等の開発を実施することで、安心してお使い頂ける仕様を提供しています。

Information

お問い合わせ先

東洋製罐グループホールディング株式会社 イノベーション推進室
mail: open-up@tskg-hd.com

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